月別アーカイブ: 2014年5月

消したはずのファイルは消えていなかった

デジタルカメラやスマートフォンに使用するメモリカードやPCで利用するUSBメモリ、廃棄や他人に譲る時に皆さんどうしていますか?

おそらく、大半の人が「データを全部消してから廃棄する、譲る」という回答をするのではないでしょうか?そしてその消し方は「ファイルを選んでゴミ箱に捨てる」「削除の操作をする」という人がほとんどだと思います。

この操作のどこに問題が有るんだろう?ファイルは見えなくなったから消えているんじゃないか?そう感じる方が多いでしょう。

でも、実は消えていないんです。

消したと思っているファイルはメモリカードやUSBメモリの中に残っています。

 

すごく大雑把な説明をすると、メモリカードやUSBメモリの中には、「データ本体」と「そのデータがどこにあるか」という2つの情報を保存しています。

そして、普段皆さんが「消した」「削除した」と思っているのは、この「そのデータがどこにあるか」という情報だけを消しています。つまり「データ本体」は残っているんです。

ただし、「そのデータがどこにあるか」という情報が削除されている以上、そう簡単に他人が「データ本体」を見ることは出来ません。

基本的には「誰かが悪意をもってデータ本体を見ようとした場合」に限って、皆さんが削除したつもりになっているデータを見られてしまう可能性が有ります。

 

では、どうやって「データ本体」を消したらよいのか、一番簡単な方法を書いておきます。

通常の消す作業を行った後、そのメモリカードやUSBメモリに、データを上書きするんです。もちろんプライバシーに関わるデータ等は避けて下さい。

一番簡単なのは、真っ黒に塗りつぶした画像データです。これをデータを削除したいメモリカードやUSBメモリの容量とほぼ同じサイズにして作成し、コピーします。

でも、大変ですよね。

もうちょっと簡単に作業できるフリーソフトが有るので、今回はそれを紹介したいと思います。無料で使えますが、広告が入ったりするようです。

SECUDRIVE Eraser Free

※ なお、上記フリーソフトは弊社製品ではありませんので、使い方の説明や万が一のトラブルへの対応は一切出来兼ねます。自己責任でご利用下さい。

 

赤潮会議

今日は赤潮のお勉強(会議)に行ってきました。

アイコックでは、有害赤潮の分布情報についてWeb公表するシステムを
研究者の方々のお力を借りながら、一緒に構築させて頂いているのですが
今回は、有害赤潮に関する研究内容を見せて頂きました。

研究者の方々から、赤潮発生に関するお話や、プランクトンの種類、水温などを
絡めたデータ分析など、様々な研究内容を見せて頂き大変、勉強になりました。

その後、水産関係機関の方々へシステムのご説明やデータ登録の方法などを
ご説明、レクチャーさせて頂きました。

もっともっと勉強し、知識を深め、水産関係の方々のお役に少しでも立てるように
より良いシステムにしていきたいです。

実際、利用される方のご意見を直接頂戴出来るのが、とても有難いです。
皆さん、とても積極的で熱い心を持たれているので、前向きな意見がたくさん聞けて
楽しいですし、構想がどんどん湧いてきます!

それにしても、プランクトンって、すごい数の種類がいるんだな~と、改めて、自然界には
まだまだ知らないことがたくさんだな~と感じました。