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車載アプリ その2

以前車載アプリの一つとしてグーグルのAndroid Autoを紹介しました。
紹介したときはまだ米国と英国およびオーストラリアでしたが、
とうとう日本での提供が開始されることになりました。

日本では日産、ホンダ、フォルクスワーゲン(VW)、マセラティ、
アウディの一部車種と、パナソニックで対応するそうです。
対応カーナビとして、
日産では7月15日発売の純正カーナビ「MM516D-L/W」
ホンダの場合は2016年モデルの「アコード ハイブリッドLX/EX」
パナソニックでは6月に発売された市販カーナビ「ストラーダ CN F1D」
と最新モデルが対象になるそうです。

Android Autoは、ナビ機能や音楽再生機能のほかに、
SMSやチャットアプリなどの通知メッセージを音声で再生する機能や、
グーグルが提供するアプリのほか、AWAやSkypeといった、
サードパーティの音楽アプリやメッセージングアプリも使用することができるそうです。

今後、「OK, Google」による音声コマンド起動や、
Wi-Fiでの接続に対応するアップデートが提供される予定で、
今後より一層快適な運転環境になるのではないかと考えています。

参照URL
・「Android Auto」日本で提供開始、日産・ホンダ・VW車やパナソニックのカーナビから
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1010041.html

MySQLでフィールドの値を交換する

MySQLでフィールドの値を入れ替えるのに失敗したので、
備忘録を兼ねて交換する方法を書きます。

まず間違ったクエリですが、以下のようなクエリはSQLServerでは大丈夫ですが、
MySQLでは処理順の都合で結果としてXもYもどちらもYの値で更新されます。

UPDATE `table` SET `X`=`Y`, `Y`=`X`;

なので、ユーザ変数を利用して以下のようなクエリにします。

SET @temp = 0;
UPDATE `table` SET `X` = (@temp:=`X`) * 0 + `Y`, `Y` = @temp;

こうすることで以下のように処理されるので、値の交換ができます。

// ユーザ変数@tempに`X`が代入される。
(@temp:=`X`)

// Xの値を0にしてYを加算することでYの値でXを更新される
`X` = (@temp:=`X`) * 0 + `Y`

// Yの値をユーザ変数@temp=`X`の値で更新される
`Y` = @temp

交換する項目が数値型以外の場合は、
以下の個所を型に併せた形に書き換えれば対応できます。

(@temp:=`X`) * 0 + `Y`

イラストレーターメモ①

こんにちは。

今回はイラストレーターの線幅ツールについて書きたいと思います。
実はあまり使ったことがないツールです。
オブジェクトの線幅を部分的に変更できるそうです。

たとえば、下記の左端の曲線のオブジェクトを選択した状態で
ツールパネルの線幅ツールsen_4を選択します。
すると、線幅ポイントとハンドル(白い丸)が表示されるのでハンドルをドラッグすると、真ん中のように幅を変更できます。

また、Altキーを押しながら、ハンドルを操作すると、線幅を変更可能です。
画像をコピペし色を変更して重ねると右側の図のようにも表現できます。
sen_1

ちなみに、線幅を変更するには、下記の線パネルからも指定できます。
線パネルでは、線幅プロファイルを使用することが可能になっていて線幅プロファイルを選択することで線のカタチを部分的に変更することができます。
線幅プロファイルは、線幅のフォーマットのようなもので、色々な形が(デフォルトで6つほど)用意されています。
sen_3

それから、線幅プロファイルは自分で作成し、追加することが可能です。
下記の画像の左端の単純な線を選択し、線幅プロファイルを選択します。
すると、右のような形になりました。
sen_2

.NET Framework 4/4.5/4.5.1 のサポートが終了していました、、、

2016年1月13日、マイクロソフトの製品サポートポリシーの変更に伴い、
・Windows 8
・サポートされているOSにおける古いバージョンのInternet Explorer
のサポートが切れたのは有名(?)ですが、
併せて
・.NET Framework 4/4.5/4.5.1
のサポートも切れていました、、、、

これらのバージョンでは今後セキュリティパッチが提供されなくなり、危険な状態に晒されることになるので、サポート範囲内のバージョンへアップグレードする必要があります。

詳しくはこちらに分かりやすくまとめられています。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1503/04/news141.html

SQLServerで複数レコードの文字列を結合

SQLServerにて、複数レコードの文字列を
結合して、単一フィールドの値として取得します。

例:グループに所属するユーザーを列挙する
以下の様なテーブルでユーザーとユーザーが所属するグループを管理している場合。

テーブル名:test_user(ユーザーマスタ)
WS000001

テーブル名:test_group(グループマスタ)
WS000002

テーブル名;group_user(グループとユーザーの連結情報)
WS000003

グループに所属するユーザーを取得しようと考える場合、
以下の様なSQLになるかと思います。


 SELECT A.group_code, A.group_name, C.user_name
 FROM test_group A
 INNER JOIN group_user B ON A.group_code = B.group_code
 INNER JOIN test_user C ON B.user_code = C.user_code
 ORDER BY A.group_code, C.user_code
 

結果はこの様になります。
WS000004

これはこれでいいのですが、
ユーザー名を羅列して、1フィールドの値として扱いたい場合、
ストアドプロシージャでカーソルを利用し、
user_nameを結合する必要が有ります。
もしくは、プログラムでこの結果を取得した後、
ループ処理を行うなど、何かしらの処理が必要になります。

もし、結合した結果を取得できれば、
上記の様な処理を記述する必要もなくなります。

SQLServerには結果をXML形式で取得する、
FOR XML句という記述形式が有ります。
FOR XML (SQL Server)
上記の例を使用し、以下のSQLを実行します。


 SELECT A.group_code, A.group_name,
 (SELECT '・' + D.user_name
 FROM test_group B
 INNER JOIN group_user C
 ON B.group_code = C.group_code
 INNER JOIN test_user D
 ON C.user_code = D.user_code
 WHERE B.group_code = A.group_code
 ORDER BY D.user_code
 FOR XML PATH(''),TYPE).value('.', 'VARCHAR(MAX)') AS group_user_name
 FROM test_group as A
 

結果はこの様になります。
WS000005

普通の結合では2レコードになるGroupAのユーザーを
1レコードで取得しています。

FOR XML句を使い、XML形式で出力したSQLの結果に対して、
value()メソッドを使い、Varchar型で取得し、
サブクエリとして呼び出しております。

サブクエリでの処理について解説します。
まずは、SELECT ~ ORDER BY D.user_codeまでは普通のSQLです。
SELECT句で「’・’」とuser_nameを結合しており、
WHEREでサブクエリ内のgroup_codeを指定しておりますので、
出力文字列はA.group_code=’G001’のときは、「・アイチャン」「・ワークン」
A.group_code=’G002’のときは「・アイコック 太郎」となります。

通常のSQLで処理し、行で取得した際には、「・アイチャン」「・ワークン」は
2レコードで出力されますが、
FOR XML句を使用しておりますので、XML形式で出力されます。
PATH(”)として、属性を付けておりませんので、
出力内容はこの様になります。
WS000006

もし、PATH(‘name’)と属性名を与えた場合、出力されるXMLはこの様になります。
WS000007
(ちなみに、属性名を付けていても、上記のSQLの結果は変わらないので、属性名を付ける付けないはお好みで良いかと思います)

FOR XML句で出力した値はXML形式で出力されるため、他のフィールドとは扱いが異なりますので、
value()メソッドを使い、通常のSQL型に変換します。
サブクエリを表す()の後に「.value(‘.’, ‘VARCHAR(MAX)’)」と記述しております。
value()メソッドの第一引数はXQuery式で、第二引数はSQL型となります。

第一引数の「’.’」はXQuery式「self::node()」の省略形、
第二引数では、ユーザー名を扱い、出力文字数の制限をしたくないので、
VARCHAR(MAX)としており、
出力されたXML形式のデータからvalue値を取得するため、
属性が指定されていようが関係なく、「・アイチャン・ワークン」といったvalue値を取得し、
第二引数で指定されたVARCHARとして、SQL型の結果を返します。
value() メソッド (xml データ型)

こうすることで、複数レコードを結合したデータを単一のレコードとして扱う事が可能になります。

ユーザー名をカンマ区切りで表示したい場合なんかは、
サブクエリのSELECT句を「SELECT user_name + ‘,’」と記述することで
可能となります。
ただし、文字列の最後にカンマがついている状態なので、
SUBSTRING()メソッドを使い、最後の文字を除外するなどの一手間は必要になります。

サブクエリをスカラー値関数として作成し、
抽出条件を引数として指定できるようにしておけば、
上記のカンマ区切りを実現するためのSUBSTRING()メソッドも書きやすくなるのではないかと思います。

文章で書くと難しくなりがちですが、
文字列を結合する程度の事であれば、簡単にできるため、
使う機会が有れば、試してみてはいかがでしょうか。