Oculus Rift を筆頭にVR(仮想現実)コンテンツ用のデバイスが一般的になりつつある。
そのデバイスのひとつである「Gear VR(Androidスマホがそのままゴーグルとして使えるデバイス)」の体験コーナーが
福岡のヨドバシカメラに設置されていたので実際に触ってみた。
Oulus Riftと比べて、まずは良い点。
- 軽い
- かなり軽い。首を大きく動かすコンテンツもあるので軽いほうが疲れにくい。
- ケーブルレス
- Oculusの接続ごちゃごちゃに比べてとってもスマート。首を動かすときの邪魔にもならない。
- 画質が良い(ように感じた)
- Oculus Riftの時に感じた、画面のドット感のようなものが気にならなかった。
- 単体で動作可能
- Oculus Riftのように別途PCの用意がいらない。完全に単独で動作させることが可能。
続いて、悪い点。
- 稼働時間
- 単体で動作する反面、バッテリーに依存することになる。
充電しながら動作させることも出来るのかもしれないが、せっかくのケーブルレスのメリットが犠牲になる。
- 単体で動作する反面、バッテリーに依存することになる。
- 性能の限界
- 本体となるAndroid端末の性能に依存する。用意されていたデモ用コンテンツ程度であれば動作に問題がないが、より作りこんだコンテンツを用意する際は注意が必要。
- メガネをかけた人には向かないのかもしれない。
- これはOculus Riftの時にも感じたことだが、メガネをかけている人はそのままメガネの上から装着することになり、メガネの形状によってはうまく体験できない。
やはり後発だけあって、Oculus Riftより優れている点が多く感じた。
問題は端末単体で購入が難しく、回線契約が必須となる点である。
開発者としては選択肢が増えることは嬉しい事なので、
メリット・デメリットをケースに合わせて使い分けたい。