電子書籍

皆さんは電子書籍リーダーをご存知でしょうか?

そもそも電子書籍って何だろう?という疑問をお持ちかもしれませんね。一般的に書籍と言うと、紙で出来ています。それに対して電子書籍は、コンピュータ上で読める本の事を指します。WordやExcel等で扱うファイルと同じ原理のものです。
でも、コンピュータと言っても、皆さんの家庭にあるようなノートPCや職場にあるようなデスクトップPCでは持ち歩くことが出来ません。そこで登場するのが、電子書籍を読むために開発された電子書籍リーダーという機械です。大きさは手のひらより少しだけ大きい物が多いです。
10数年前までは当たり前の光景でしたが、自宅で音楽を聞く時はステレオかラジカセ、外で音楽を聞く時はウォークマンというスタイルが流行していました。これと同じように、コンピュータで読むために作られた本を手軽に持ち運べるようにしたのが電子書籍リーダーです。
ウォークマンでたくさんの曲を持ち歩いてもカセットテープ以上の重さにならなかったのと同じく、電子書籍リーダーも沢山の本を持ち歩いても本体以上の重さにはなりません。そのため、私のように多くの本を持ち歩きたい者にとってはとても便利です。

では、電子書籍はどこで入手したら良いのでしょうか?紙の書籍は書店に行けば買えますが、電子書籍はそうもいきません。電子書籍リーダーをインターネットに接続し、専用の電子書籍ストア(ホームページ)から書籍のファイルをダウンロードします。
電子書籍リーダーは数千円のものから数万円のものまで数多く存在します。紙の書籍に比べるとクレジットカードなど準備しないといけないものも多く、インターネット接続に関する知識も多少は必要です。一般の方にとってはまだまだ敷居の高いアイテムだと思いますが、一度仕組みを知って設定さえしてしまえば、その後はそう煩わしいこともないと思います。

紙の起源は古代エジプトのパピルスと言われています。5000年以上も前の時代に開発された紙と文字が時間をかけて進化・変化した結果、今の紙の書籍が存在します。それに比べると電子書籍リーダーの歴史はまだまだ浅く、今後発展していくのか衰退していくのかさえわかりませんが、とても面白い アイテムで目が離せません。

私が所有する電子書籍も70冊を越えました。紙の本同様に大事にしていきたいなと思っています。