[Oracle初心者運用メモ]一時領域サイズ変更Oracle10g

≪Olacle10gの一時領域サイズ変更≫

前回のブログでOracle11gでの一時領域サイズ変更の内容を書いておりましたが
[Oracle初心者運用メモ]一時領域サイズ変更

今度はOracle10gのDBサーバで
同様にディスク使用量が急激に増えてしまいました。

前回のOracle11gの時と同じようにサイズ変更を行えばいいかな
と軽く考えていたのですが
Oracle11gで実施したサイズ変更コマンドを実行すると
エラーになってしまいました。

調べてみると、Oracle10gで一時領域のサイズを縮小するには
一時領域を新しく作り直す必要があるそうです。

下記の手順でコマンド実行により可能です。
(SPLPLUSを起動して実行)

1.TEMP領域に一時領域を追加
alter tablespace TEMP_AREA_NAME add tempfile ‘新規TEMPファイルパス’ size 500M;

2.追加した一時領域の自動拡張制限を設定しておく
alter database datafile ’新規TEMPファイルパス’ autoextend on maxsize 10000M;

3.既存の一時領域をオフラインにする
alter database tempfile ‘既存TEMPファイルパス’ offline;

4.既存の一時領域を削除する
alter database tempfile ‘既存TEMPファイルパス’ drop including datafiles;
↑↑↑
本当は、これで、物理ファイルも削除されるはず(?)だけど
本番DBサーバでは物理ファイルが削除されていなかったので
Oracleサービス停止して、物理ファイルのみ別途削除を行いました。

※Enterprise Managerでも設定可能です。