SSLについて(1)

ネットショップやWebメールなど様々な分野で使用されているSSLについてのお話です。

 

そもそもSSLってなんなの、と思われる方へ説明させていただくと、

SSLとは、Secure Socket Layer の略称で、インターネット上での通信を

暗号化してくれる仕組みです。

 

通常、インターネット上の通信というものは暗号化されておらず、

第3者に通信を傍受されてしまうと、通信内容を見られてしまいます。

昨今のWebサービスは、ログインIDとパスワードを入力し、利用するものが大半です。

通信が暗号化されていない場合、

自分以外の第3者が、傍受したログインIDとパスワードでサービスを利用する恐れがあります。

 

こうした問題を回避するため、

通信を暗号化し、傍受されたとしても通信内容が確認できない様にする技術として

SSLがあるのです。

 

Webサービス以外にもネットショッピングなどでは、

クレジットカードを扱うこともありますので、

通信が暗号化されているかどうかというのは、

サービス提供者・利用者共に気に掛けていただきたい点です。

 

次回は、このSSLがどのように提供されているのかを、

Webサービス提供者の視点で説明できたらと思います。