ネットショップやWebメールなど様々な分野で使用されているSSLについてのお話です。

そもそもSSLってなんなの、と思われる方へ説明させていただくと、

SSLとは、Secure Socket Layer の略称で、インターネット上での通信を

暗号化してくれる仕組みです。

通常、インターネット上の通信というものは暗号化されておらず、

第3者に通信を傍受されてしまうと、通信内容を見られてしまいます。

昨今のWebサービスは、ログインIDとパスワードを入力し、利用するものが大半です。

通信が暗号化されていない場合、

自分以外の第3者が、傍受したログインIDとパスワードでサービスを利用する恐れがあります。

こうした問題を回避するため、

通信を暗号化し、傍受されたとしても通信内容が確認できない様にする技術として

SSLがあるのです。

Webサービス以外にもネットショッピングなどでは、

クレジットカードを扱うこともありますので、

通信が暗号化されているかどうかというのは、

サービス提供者・利用者共に気に掛けていただきたい点です。

次回は、このSSLがどのように提供されているのかを、

Webサービス提供者の視点で説明できたらと思います。

皆様はStack Overflowという技術情報サイトをご存知でしょうか？

開発中に技術情報を検索すると必ず引っかかるサイトといっても過言ではないと思うので、

一度くらいは誰でも目を通したことがあるかと思います。

このサイトは毎日世界中の技術者達が、プログラミングに関する疑問を投げ合って回答しています。

私も何か困ったことがあったら頼っている便利なサイトです。

基本的に英語なので、英語を知らない方はあまり利用しないかもわかりませんが、

世界の皆さんの知恵が集結していて、非常に良いQ&Aサイトと個人的には思います。

そしてこの度、そのStack Overflowの日本語版サイトの開設が決定したそうです。

http://www.publickey1.jp/blog/14/stack_overflow.html

これで便利な技術情報サイトがまた一つ身近に増えましたね。