日別アーカイブ: 2014年7月16日

SSLについて(2)

前回は、「SSLってなんなの」というお話をさせていただきました。
一言で言えば、Webサービスの提供者と閲覧者間の通信を暗号化する仕組みです。
前回のラストに今回の予定はSSLの適用について、と書かせていただきましたが、
予定を変更させていただいて、今回はSSLを利用するために必要な証明書について
お話しさせていただきます。

Webサービス提供者がSSLを適用するためには、
SSLサーバ証明書と呼ばれる電子証明書を
Webサーバにインストールする必要が有ります。

この証明書は暗号化通信を行う機能に加え、
Webサイト運営者(個人・企業など)の身元を確認できる機能を有しています。

SSLサーバ証明書を導入しているWebページではWebサイト運営者の情報と
運営者の情報が正しいということを証明する第三者機関を確認できます。
ここでいう第三者機関とは、シマンテック社やグローバルサイン社といった
SSLサーバ証明書を発行する事業を行っている企業等を指します。

クライアント側から見ると、閲覧しようとしているWebページの運営者と
この運営者の身元を確認した第三者の企業とを確認することができます。
これによって、通信が暗号化され、かつ、
通信している相手が誰なのかを知ることが出来るわけです。

次回こそ、Webサービス提供者がどの様にSSLによる通信を提供するのか、についてお話できればと思います。

【びーこん】メモ

こんにちは。

ちょっとだけ、営業さんの提案のお手伝いで調べたiBeaconについてメモ。

iBeaconは、iPhoneのiOS7に標準搭載されたことで、いま注目を集めているBluetooth通信(BLE)を使った技術で、Android端末にも同様の技術を適用することが可能であり、スマートフォン全体で使う事ができると期待されているようです。

ビーコンでできることは、ざっくりと下記のことみたいです。
・ビーコン端末はスマートフォンと通信が可能。
・ビーコン端末側からスマートフォンに情報を送ったり、端末とスマートフォンの位置を測定することが可能。
・ビーコン端末とスマートフォンの距離が分かることで、スマートフォンとビーコンの距離別に情報を出すことができる。
・端末ごとのIDを発信できる。

これらの機能を利用して、例えば、
店舗内の商品近くに設置し、商品から数メートルの距離にユーザがきたらプッシュ通信でスマートフォンに情報を送り、さらに商品から数センチの所に近づくとクーポンを発行することもできますし、
端末ごとにIDを発信できるので、アプリ側の対応を端末ごとに変えることもできますね。

ちょっと想像しただけでも、いろんな施設やイベントで活躍しそうですね~。
見守りとかにも使えそう‥。
勤怠システムとかも。。

利用制限は以下のとおり。
・アプリが無いと利用不可。
・BluetoothをONにしてないと利用不可
・iOS7じゃないと使えない(Android4.3からは使用可)

従来の技術(ARとか、NFCとか)とのちがいとしては、以下のような感じでしょうか。
・スマホを端末にタッチする必要なし
・BluetoothをONにしていれば端末近くにくれば自動で受信
・GPSの弱点である室内などでも問題なく利用できる

今回はこのくらいで。
また何かありましたら書いて行こうと思います。

beamemo