日別アーカイブ: 2014年7月28日

[Oracle初心者運用メモ]一時領域サイズ変更

 

Oracleマスターなどの資格を持っていない初心者なのですが、
試行錯誤しながら構築-運用を行っています。
その中で困ったことを投稿していきたいと思います。

≪Olacle11gの一時領域サイズ変更≫

DBサーバ(Olacle11g)のディスク使用量が急激に増えたため
調べたところ、Oracleの一時領域ファイル(TEMPファイル)のサイズが
18GBまで増えていました。

一時領域サイズの設定を確認したところ
導入時の初期サイズは500MBで無制限の自動拡張の設定でした。
(無制限の自動拡張はデフォルト設定)

一時領域が増えた原因は今後調べるとして。。
このままだとディスク空き容量がなくなってしまうため
一時領域サイズ縮小と自動拡張の制限設定を実施することになりました。

 

SPLPLUSを起動し、下記のコマンドで対応できます。

1.一時領域サイズ縮小
ALTER TABLESPACE TEMP SHRINK SPACE KEEP 500M;

2.一時領域自動拡張制限サイズ変更
ALTER DATABASE TEMPFILE  ‘TEMPファイルパス’ AUTOEXTEND ON MAXSIZE 5120M;

※Enterprise Managerでも設定可能です。

 

SSLについて(まとめ)

前回はSSLサーバ証明書を取得し、
Webサーバにインストールすることで、
SSL通信が可能になる、というお話をさせていただきました。

今回は過去3回分を振り返って、一通りのまとめをしたいと思います。

SSLとは
インターネットの通信を暗号化する技術で、
Webサービスのログインページやネットショッピングサイトなど、
利用されているページは多々あります。

SSLはどうすれば使えるのか
SSLサーバ証明書と呼ばれる電子証明書をWebサーバにインストールします。

SSLサーバ証明書はWebページの運用者の情報と
この情報が正しいものと証明する第三者機関が発行します。

SSLサーバ証明書の入手について
第三者機関(=SSLサーバ証明書を発行する企業)から
購入します。

購入にあたっては、CSRと呼ばれる署名要求が必要となり、
これは企業の情報(企業名や住所など)から作成されます。

第三者機関で審査を通ると、SSLサーバ証明書が送付されます。
この送付されたSSLサーバ証明書をWebサーバにインストールすることで、
WebページはSSLで暗号化された通信が可能になります。

今回まで題にしたSSLの様に、セキュリティに関する技術は
知らず知らず利用していることが多々ありますが、
逆を言えば、それだけ私たちの日常に寄り添った技術であると言えます。
次回以降も、身近な情報技術について書いていきたい所存です。